寄る辺のない僕等が流れていく先の花は美しいと聞くけれど拝めないだろう水底を望むのは泳ぐ魚への憧憬揺蕩う白い影と水滴の青遠い日の花火によく似た緋の色憧れも諦めも同じだけ抱きしめ転がり落ちる速さでこの恋に落ちていく明日が二度と僕等にやって来なくてもいい誰が許さなくてもお互いだけを赦しあおうままならない孤独も飲んであげる沈んでくこの舟を降りない君と僕の手をきつくきつく離れないように転がり落ちる速さでこの恋に溺れていく世界中が僕たちを拒んで捨てて構わない転がり落ちる速さでこの恋に落ちていく明日が二度と僕等にやってこなくてもいい君がいれば寄る辺のない僕等が流れていく先の花は美しいと聞くけれど拝めないだろう